相撲、みこし、絵馬、竹とうろう 小学生向け体験会も
五瀬命(いつせのみこと)を祀る和歌山市和田の竈山神社で7月12日㊏、有志による手作りの「かまやま神社なつまつり」が開かれる。主催する紀の国ほたえ隊の山本哲生さんは、「昔ながらの風情ある祭りです。ぜひ家族で来てほしい」と呼びかけている。
同隊は、地域にちなんだイベントで和歌山を盛り上げようと活動。昭和100年にあたる今年、「歴史ある場所でレトロな催しを」と案を練り、同神社に協力を申し出て快諾を得た。メインには、同神社が13年後に「五瀬命御鎮祭2700年大祭」を迎えることから、気運を高める意味で音楽祭を据えた。
午後4時開始。和太鼓や三味線、ドラムなどのステージ演奏のほか、腹話術や巨大シャボン玉、ジャンケン大会などがある。また、お面や風車、射的、千本引きなど、懐かしい屋台が並ぶ。雨天中止。山本さん(090・3706・1529)。
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祭りと同時開催の「Go!Go!くまのこどう体験会」では、小学生の参加者を募集している。
▽午後3時〜、相撲▽午後4時半〜、みこし、絵馬、竹とうろう作り。各10人。それぞれの展示も行う。
さらに、翌13日㊐午前10時半〜、完成したみこしをかついで同神社と同市和田の静火神社の間を練り歩く。30人。こどもみこしの巡行は、竈山神社にあった松風幼稚園が06年に休園して以来、19年ぶり。
すべて無料。申し込みは小野田さん(090・1585・0423、午後8時以降)。
(ニュース和歌山/2025年7月5日更新)