先日、たまたま訪れた和歌山城。西の丸広場でイベントが開かれていた。広場全体をテープで囲って入り口を限定。手を消毒し、名前や連絡先を書かないと入れないようになっていた▼動物園にも消毒液、お堀の遊覧船は休止。観光客はまばらで、ハトは悠々とエサ探し、紅葉渓庭園のカメはのんびり甲羅干ししていた▼和歌山城はだれが建てた? 天守閣になぜしゃちほこ? 天狗が休憩した石?──。お城の不思議を先日の紙面で特集した。といっても、新聞折り込みでお届けする「ニュース和歌山」じゃなく、和歌山市、海南市、岩出市、紀美野町の小学校を通じ、全児童に配ってもらっている小学生新聞のこと▼創刊5年を迎えたこちらの新聞、子どもの作品紹介ページが人気で、昨年から応募数がさらにのびた。コロナ後、家で過ごす時間が増えたのが一因だろう▼小学生がいるご家庭以外にもと、フォルテワジマや県立図書館2階ほかに設置中。お近くに用事がある方は、おうち時間のお供にぜひ。 (西山)

(ニュース和歌山/2021年4月24日更新)