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 いよいよ夏到来です。和歌山市の海水浴場も海開きをしました。6月29日には照りつける太陽と青空の下、和歌山市加太の加太小学校5、6年生27人が、さっそく海遊びを楽しみました。

 友ヶ島を目の前にのぞむ加太海水浴場は、遠くまで水が浅く、波は穏やか。県内外からたくさんの人が訪れ、にぎわいます。まずはみんなで浜辺の掃除。ビニール袋やペットボトル、発泡スチロールなどを手分けして拾い集め、きれいにしました。

 この後、念入りに準備運動をして、いざ海へ。「冷たーい!」と声を上げながらも勢いよく水しぶきを立て、水の中で鬼ごっこをしたり、友だちに手をひいてもらって泳ぐ練習をしたりと、元気よく遊びました。

 泳いだ後は、砂浜に上がってお待ちかねのスイカ割りです。目隠しをして1人ずつ棒を持ち、回転した後で挑戦しました。「もうちょっと右!」「あと一歩だけ前に進んで」とアドバイスが飛ぶ中、狙いを定めて振り下ろすも、「おしい!」の連発。ようやく命中すると、「やったー」と大歓声がわき起こりました。

 割れたスイカは、その場で分け合ってみんなでパクリ。6年の利光柚季ちゃんは「この日を楽しみにしていました。スイカ割りは難しかった。周りの声に助けてもらえました」、八十瀬初ちゃんは「初めは水が冷たく感じられたけれど、だんだん慣れて平気になった。また夏の間に泳ぎに来たい」と笑顔で話していました。

写真=みんなが見守る中、見事スイカに命中

(ニュース和歌山2015年7月8日号掲載)