和歌山市中消防署でレスキュー隊員として活動する谷野脩人さん(24)に話を聞きました。

──どんな仕事ですか?

 「火事、川や海での事故のほか、地震や台風で被害が出た現場から人を救出します。どんな状況でも動けるよう、日ごろから訓練しています」

──どんな訓練ですか?

 「例えば、海や川でおぼれた人をロープで吊りあげる、車に閉じ込められた人がいる時、特別な道具や機械で車を壊すなど、たくさんあります。防火服や酸素ボンベを着けて動くため、体力が必要です」

──心掛けていることは?

 「『必ず助けます』と呼びかけ、相手の不安を取ります。命につながる仕事です」

(ニュース和歌山/2021年6月12日更新)