和歌山県立自然博物館(海南市船尾)の学芸員、平嶋健太郎さん(48)に聞きました。

──どんな仕事ですか?

 「私は魚の仲間を担当しています。研究し、お客さんに説明しています」

──やりがいは?

 「育てた生き物がたくさん子どもを産んで、長生きしてくれたらうれしいですね。あと、『もっと教えて』と、興味を持ってくれた子がいた時、『未来の研究者が生まれたかも?』とワクワクします」

──大変なのは?

 「魚たちは言葉を話せないので、病気になった時です。水の温度を調節したり、薬をあげたり。原因が分からない時は特に難しいですね」

(ニュース和歌山/2021年10月9日更新)