小さな体がかわいい

 今回紹介する動物は馬です。当園では、雄のよしむねとブラン、雌の和歌馬(わかば)の3頭を飼育しています。

 よしむねと和歌馬は仲が良く、一緒に暮らしています。ブランは6歳と若く、飼育員が大好きで、掃除中にちょっかいを出してくるやんちゃな子です。

大好きな飼育員と一緒に園内を移動するブラン

 3頭は体が小さく、かわいらしい姿をしていて、ポニーという種類になります。ポニーは背の高さが147㌢以下の馬の総称になり、特定の品種を指すわけではありません。種類がたくさんあるのですが、ここで説明すると長くなるので省略します。ちなみに、馬の背は、地面からキ甲(首と背の間にあるコブ)までの高さを計ります。

 エサやり体験ではこの3頭にニンジンをあげられます。間近まで接近するため、普段は見ることのできない歯の生え方や目の形、ひづめなどを観察すると面白いかもしれません。でも馬の口元に手をもっていくと、ニンジンと間違えてかまれることがあるので気を付けてくださいね。毎日午後1時半~2時。1個100円。土日祝日のみ、ブラン君の背中に乗って写真撮影するイベントもあります。午後2時半~3時。9歳以下限定。1回100円。いずれも雨天中止。

今回の担当:武田美奈代さん

 当園ではイケメン動物を決める「イケメン選手権」を2月末まで開催しています。ブランはじめ、飼育員が選んだ動物10頭に、皆さんの清き一票を投票してください。

(ニュース和歌山/2023年2月11日更新)