園内一の男前は…?

 バレンタイン企画として昨年好評だった「イケメン選手権」を、今年も2月に実施。オスの中から飼育員が推しメンを選んで、10頭・羽がエントリーし、1ヵ月間募集しました。

 動物それぞれの特徴を書いたポスターを園内に掲示し、インスタグラムでも飼育員から見た推しポイントや魅力、イケメンらしさをアピールしました。投票前に、エントリーしている子に実際に会いに来てくださる来園者も多く、お城の動物園の仲間たちについて知るきっかけになったと思います。

和歌山城公園動物園のイケメントリオ

 投票数は856票。この結果、143票のミーアキャット「わかば」が1位、119票のフンボルトペンギン「ノエル」が2位、99票のアメリカビーバー「ひざし」が3位でした。

 1位のわかばは、高い所から周りを見渡したり、走り回ったりと、ずっと見ていても飽きない動きと、ころころと変わる表情が魅力的です。時々、足を伸ばして座り、くつろいでいるのがおじさんのようでかわいらしいです。朝、小屋の中にあるキリンの絵が描かれた台に乗り、太陽に向かってのんびり日なたぼっこをしている姿が私のイチオシです。普段、鶏肉や小松菜、リンゴなどを食べていますが、今回栄えある1位に輝いたお祝いに、イチゴやブドウがたくさん入ったフルーツの盛り合わせをプレゼントしました。

今回の担当:堀 優芽さん

 春になり、だんだん暖かくなってきたので、動物たちの動きは活発になっています。皆様も動物園で暮らすこの子たちの推しポイントを見つけに来てくださいね。

 

(ニュース和歌山/2023年4月15日更新)