掃除、エサやり、楽しんで

 昨年12月10日に開催したこども飼育体験。おだやかな冬晴れのもと、朝9時から9人が参加してくれました。

 まずはグループに分かれ、飼育員と一緒に園内の動物を見て回りました。その後、普段お客さんは入れない動物たちの小屋に入って掃除をしたり、エサをあげたりしました。 

           マーラの小屋をお掃除中

 私たち飼育員にとって毎日の作業でも、参加した子どもたちには初めての経験。動物との距離が近いので、子どもたちは少し緊張しているようでした。

 私のグループは、シカが暮らす小屋の掃除をしました。いくつも転がっているフンをホウキで掃いたり、ブラシで床を水洗いしたり、一生懸命作業してくれました。きれいになった後は、落ち着いてシカを観察する時間がとれました。 

 シカは偶蹄(ぐうてい)目と言われる種類で、ウシ、ブタ、ヤギも同じです。では、見た目が違うこれらに共通するものは何でしょう? 答えは、二つ(偶数)に分かれた蹄(ひづめ)を持っている点です。このことを説明すると、子どもたちはシカやヤギの足をまじまじと見つめていました。

 帰るころにはみなさん「楽しかった」と話してくれ、記念品として夏に抜け落ちたクジャクの羽をプレゼントしました。 

今回の担当:村瀬 勇一さん

 今回の飼育体験が、より動物に興味を持つきっかけとなり、子どもたちにとって充実した学びの時間になったのであればうれしいです。

(ニュース和歌山/2024年1月20日更新)