県内外で開かれるイベントに参加し、特産品や観光名所など和歌山の魅力を発信する県の「きのくにフレンズ」と和歌山市の「アゼリア」が決まった。いずれも任期は2017年3月まで。

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 きのくにフレンズは20歳の大学生3人で、和歌山市在住で大阪教育大学3年の貴志梓さん、岩出市在住で阪南大学3年の滝谷妃史(ひふみ)さん、和歌山市出身で奈良女子大学2年の多部菜月さん。

 バレエやヒップホップダンスが得意な貴志さんは「表現豊かに和歌山をPRできれば」、大学で英語力を磨く滝谷さんは「得意の英語とプレゼンテーション力で国内外の観光客をもてなします」、理学部の多部さんは「フレンズ唯一の〝リケジョ〟なので、和歌山の自然や生き物にも注目したい」とにっこり。

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 一方、アゼリアは和歌山市在住で奈良大学4年の宮崎萌さん(22)と主婦の笠松和歌子さん(25)、橋本市在住で和歌山大学1年の森脇瑠香さん(18)が選ばれた。

 宮崎さんは「好きな観光地はマリーナシティ。親子やカップル、3世代と幅広い人たちが楽しめます」、森脇さんは「活動を通じて観光について学びたい」。笠松さんは1歳4ヵ月の息子を育てながらの活動で、1990年の創設以来初めて母親のアゼリアとなる。「子どもたちをはじめ、次の世代に市のすばらしさを伝えていきたい」と意欲を見せていた。

写真上=左からきのくにフレンズの貴志さん、滝谷さん、多部さん/下=左からアゼリアの森脇さん、笠松さん、宮崎さん
 ※森脇さんの脇は「力」の上に線が出ない文字。宮崎さんの崎は右上が「立」