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 和歌山県内唯一の阿波おどりグループ、紀州連は8月14日(日)、15日(月)に徳島で開かれる阿波おどりへの参加者を募っている。連長の正瑞秀明さんは「踊りを通じて人と人、人と地域の交流を深めたい」と呼びかける。

 徳島出身の正瑞さんは仕事のため10代後半から10年間、和歌山で過ごした。大阪への転勤を経て58歳で早期退職。「和歌山は近畿で唯一、阿波おどりへの参加連がない。第二の故郷でおどりを広げよう」と2007年に紀州連を結成し、活動を始めた。

 本番を3ヵ月後に控えるが、今からの参加も歓迎。正瑞さんは「『手をあげて足をあげれば阿波おどり』と言われるように、基本はごく簡単。数回の練習で十分身につきます」と強調する。

 衣装は貸し出すが交通費、宿泊費は自己負担。説明会を兼ねた練習会を5月15日、29日、6月5日、12日の各日曜午後2時、和歌山市中之島の県立体育館補助館で開く。希望者は正瑞さん(0736・63・5364)。

写真=阿波おどりに参加した紀州連