16060803_umeboshi 「うめ星電車」でニタマ駅長に会いに来て──。開業100周年を迎えた貴志川線を運営する和歌山電鐵は6月4日(土)、和歌山県特産の梅干しをテーマにした車両「うめ星電車」の運行を始める。同社は「通勤客も観光客も利用できるかつてない梅づくしの電車が誕生しました。たま駅長、ニタマ駅長と共に、世界に和歌山名産の南高梅をPRしたい」と期待している。 

 開業100周年と、「みなべ・田辺の梅システム」が2015年、世界農業遺産に認定されたことを記念し、いちご、おもちゃ、たまに次ぐ企画電車第4弾として改装した。デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」などを手がけた水戸岡鋭治さんで、和歌山電鐵の小嶋光信社長が「〝ななつ星〟に対し、和歌山は〝うめ星〟だ」と発案した。 

 外観は梅干しの赤で統一し、梅の花や星マークを散りばめた。座席シートは梅の花柄をあしらい、窓にすだれや障子を設けた。床や天井に木をふんだんに使い、和の高級感を演出している。 

 うめ星電車デビュー記念「梅づくし祭り」が4日、和歌山市伊太祈曽の伊太祈曽駅で開かれる。午前10時半に紀州貴志川太鼓「天つ久」の演奏で開会し、11時半~午後3時半にうめ星電車の内覧会を行う。 

 梅干しや梅の加工食品などの展示即売ブース、南海電鉄加太線のめでたいでんしゃとの「梅と鯛で地域創生ブース」などが並ぶ。梅の種飛ばし大会も。イベントは4時までで、4時33分伊太祈曽駅発和歌山行でうめ星電車が運行を始める。 

 1日6~13往復。1口1000円からのサポーターを8月31日まで募集中。同電鐵(073・478・0110)。

(ニュース和歌山 2016年6月4日号掲載)