中元商戦が本格化している。今年の傾向を南海和歌山市駅前ファーストビル2階に特設会場を構える髙島屋大阪店の朝井香代子さんに聞いた。

 人気は今年もビールやハム、そうめん、洋菓子といった定番品。「中でも、普段店頭には並ばないビールのセットのほか、1人や2人暮らしの方におすすめの、すぐに食べられるつゆ付きのそうめんや食べきりサイズを個包装したハムなどがよく出ています」。価格は3000円と5000円の需要が高い。

 県産品を集めた「紀州グルメ」のコーナーに足を止める人も多く、「『地元の味を遠くの親せきに贈りたい』と梅干しやかまぼこ、地酒を選ぶお客様もいます」。近年、人気が高まっているのが自宅用。売れ筋はアイスクリームで、「行列ができる人気店のシャーベットや、写真映えする果物たっぷりのアイスバーが好まれています」。

 【髙島屋和歌山特設会場】7月15日(日)まで。午前10時~午後6時。配送のみの取り扱い。同会場(073・432・1104)。

写真=「県産品も人気です」と朝井さん

(ニュース和歌山/2018年6月23日更新)