わんだーらんどがデザイン

 今年、第50回を迎える「紀州おどり〜ぶんだら節」を盛り上げようと、飛び入り連を率いるお笑いコンビのわんだーらんどが、連の参加者に無料で配る木札を製作した。デザインしたたにさかさんは「一番多い連が500人ほど。それ以上を目指す」と意気込んでいる。

 節目を記念し、今年は歴代の観光キャンペーンスタッフによる「アゼリア連」や、観光発信人のトークショーなどが企画されている。20人未満の団体や個人が参加する飛び入り連は例年、50人程度の参加に留まるため、観光発信人のわんだーらんどが参加者増に一役買った。

 木札は横2・5㌢、縦4・5㌢で、たにさかさんによる「紀州おどりぶんだら50」の文字にみかんの絵を添えたデザイン(写真上)。6月21日には和歌山市西浜の和歌山工業高校の協力を得て、レーザー加工機でベニヤ板に文字を焼き付け、完成させた。

 相方のまことフィッシングさんは「身につければチームワークが生まれる。150点の出来映え」と満足げ。加工を手伝った産業デザイン科3年の原優奈さんは「ぶんだらは小さいころに踊ったことがある程度ですが、50回と聞いて驚いた。みんなに身につけてほしい」と話していた。

 練習会は7月5日(木)午後7時と17日(火)6時半が市役所14階、27日(金)6時はJR和歌山駅前のわかちか広場。申し込み不要。

写真=木札をデザインしたたにさかさん(左から2人目)と、まことフィッシングさん(右端)、和工生

(ニュース和歌山/2018年6月30日更新)