智辯小 豪州姉妹校と交流

 異文化を理解し、友情を育む機会に──。和歌山市冬野の智辯学園和歌山小学校は20日、オーストラリアのコーニッシュ・カレッジの生徒37人を招き、日本の伝統的な遊びや食事で交流した。6年の保呂百合子さんは「この日のために、けん玉を練習して上手になった。英語での説明は緊張しましたが、伝わった時は感激しました」と声を弾ませていた。

 同カレッジとは交流5年目。互いに修学旅行で訪問し、親ぼくを深めている。今回迎えた智辯小児童は、6月から自分たちで紹介する遊びを決め、英語で説明する練習を重ねてきた。

 当日はけん玉、紙相撲をはじめ12種類の日本の伝統的な遊びを楽しんだ。昼食は、のりに乗せたすし飯にキュウリ、ウインナーなどから好きな具を乗せるように教え、共に味わった(写真)。同カレッジのメイソン・プランナーくん(11)は「だるまさんが転んだが盛り上がった。手巻きずしは自由に食べるスタイルが新鮮だった」と喜んでいた。

(ニュース和歌山/2018年9月29日更新)