地元の食文化を支える企業を知ろうと、和歌山市有本の四箇郷小学校3年生78人が10月11日、同市松島の柏木製麺所を見学した。榎本悠生くんは「めんを作っているのを初めて見た。お土産でもらったラーメンを早く食べたい」と喜んでいた。

 創業130年を越える同社は、和歌山ラーメン用のめんのほか、学校給食、病院などで提供されるうどん、そばを1日3000~5000食製造する。

 工場では柏木隆夫社長が粉からめんができて、袋詰めされるまでを紹介。児童は興味津々に大きなミキサーや製麺機をのぞき込み、生地がめんになり出てくると歓声を上げた。

 横出梨心(りこ)さんと上ノ坊菜緒さんは「一つひとつ手作業で袋詰めしていて大変だと思った。手つきが慣れていて速かった」と驚いていた。

(ニュース和歌山/2018年10月20日更新)