日本テニス協会の2018年度個人功労賞に、和歌山市園部のヤマダテニス企画会長で、県テニス協会や関西テニス協会の理事を務める山田守さん(65、写真左)が選ばれた。

 選手時代、関西ジュニア庭球選手権シングルス準優勝、関西学生室内庭球選手権ダブルス優勝などの戦歴を持ち、県代表として国体に6回出場した山田さん。1979年には県内初の民間テニスクラブ、和歌山ウインブルドンテニスクラブ(現・和歌山インドアテニスクラブ)を立ち上げ、以降、ジュニア選手を育てるほか、愛好家の拡大に尽力してきた。県協会理事として、選手の発掘、育成にも貢献している。

 山田さんは「クラブ立ち上げから40年の節目の年。指導者として名誉あることです」と喜ぶ。県協会では普及推進委員長を務め、「さらにテニスの魅力を広めていきたい」と意気込んでいる。

(ニュース和歌山/2019年7月10日更新)