わかダン 一緒に踊ろう

 和歌山市和歌浦中の明光商店街や周辺の魅力を掘り起こして広めようと、地元出身の建築家やデザイナーらが「和歌の浦ファンタスティコ」を結成。和歌浦をイメージして作ったダンス「わかダン」を踊るイベントを2月24日㊊午後1時半、新和歌浦の木村屋で開く。代表の西本直子さんは「昨年、初披露し、商店街の方々に喜んでもらえた。ダンスで明光通りがにぎわうきっかけになれば」と参加を呼びかける。

 「わかダン」が生まれたのは昨年7月。10月に行われたきのくに音楽祭で披露するため、NHK・Eテレ「からだであそぼ」のダンサーを務めた近藤良平さんとワークショップの参加者が振り付けを考えた。曲は江戸時代後期に作られた短編歌曲『和歌の浦』。歌詞の「一に権現」で両手を打つように大きく振り、「二に玉津島」では大きな玉を転がすようにと、ジェスチャーで名所を表現する。ワークショップに参加した中村和子さんは「未経験者も簡単に踊れるダンスで和歌浦の魅力が詰まっている。和歌浦が好きな人と一緒に踊り、交流を深めたい」と声を弾ませる。 ダンスと並行し、明光商店街、和歌浦中の史跡を載せた町歩きマップを作成中。2月23日㊐午後1時半、和歌浦支所で地図作りのワークショップときのくに音楽祭の動画試写会を行う。

 23日、24日とも無料。申し込み不要。西本さん(073・444・5039、kronosclear@gmail.com)。なお、地図製作に使用する、同地区の大正~昭和中期の写真を探している。

写真=初披露した昨年のきのくに音楽祭

☆23日、24日の両イベントは中止になりました

(ニュース和歌山/2020年2月15日更新)