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 「手作り」と環境や健康に優しいライフスタイル「ロハス」をテーマした定期市「ポポロハスマーケット」が2月8日にぶらくり丁で開かれ、家族連れや若者ら約7900人でにぎわった。今後、毎月第2日曜に開き、中心市街地に活気を生み出していく。

 まちなかの空き物件を活用し、地域活性化を探ろうと和歌山市が昨年2月に開いたリノベーションスクールの受講生が企画し、昨年から準備を重ねてきた。

 有機野菜や手作りアクセサリー、アンティーク雑貨、地元食材を使った飲食ブースなど多彩な約50店がずらり。実行委員長を務めるにこにこのうえんの吉川誠人さんが、アーケード内の空き店舗を3ヵ月かけて自ら改修し、手作りの石窯を備えた農家直営レストラン「石窯ポポロ」もこの日にオープンした。

 生地を自分で伸ばし、好きな具材をトッピングできる手作りピザ体験(写真)に長蛇の列ができ、焼き立ての味に舌鼓を打った。小学2年の娘と訪れた同市の近藤純子さんは「前回のマーケットも来ましたが、ぶらくり丁は久しぶり。このイベントは手作り体験ができて面白い」とにっこり。

 吉川さんは「定期開催するうちに出店が5倍くらいになれば、もっと面白くなるはず」と描く。次回は3月8日開催。実行委(073・428・2688)。

(ニュース和歌山2015年2月14日号掲載)