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 ニュース和歌山の創刊50周年を記念する『ニュース和歌山が伝えた半世紀』(写真右〈携帯などは上〉)の発行が決まった。昨年1月から12月にかけて本紙で連載した「ニュース和歌山が伝えた半世紀」を1冊にまとめ、和歌山の半世紀を振り返る様々な記事を加えた。4月18日(土)から和歌山市などの主要書店で販売予定。

 1964年、「週刊和歌山ニュース」として出発したニュース和歌山は昨年12月8日に創刊50周年を迎えた。これに合わせた連載「ニュース和歌山が伝えた半世紀」は創刊の年から、1年につき1本、時代を物語る記事を選び、再び取材。ステーションビルの完成、喫茶店や映画館の隆盛、黒潮国体、小野田寛郎さん帰郷、和歌山市し尿処理戦争、世界リゾート博、丸正の倒産、貴志川線の再出発など過去50年の和歌山の出来事を振り返り、当時に迫っている。

 また、「ニュース和歌山が伝えたあの人、あの時代」として、本紙の記事をもとにおこなった演歌歌手の坂本冬美さん、女優の岡本玲さんら和歌山出身の著名人6人へのインタビューを掲載した。このほか、60年代から80年代にかけての街の様子を撮影した写真も多く、高齢者には懐かしく、若い人には故郷の魅力を改めて発見できる内容となっている。

 A4判。フルカラーで144㌻。1080円。ニュース和歌山(073・433・4882)。

(ニュース和歌山2015年3月21日号掲載)