南海和歌山市駅ビルの建て替えに伴い、ビル内に移転が決まった和歌山市民図書館について考えるトークライブ「未来の図書館、はじめませんか?」が12月21日(月)午後7時、市駅ビル3階で開かれる。市民団体「みんなでつくろう未来の図書館」主催。

 新図書館は駅と直結する形で2019年に開館する予定。同館は11月21日から12月12日まで4回、図書館基本計画の策定に向け市民参加型のワークショップを開き、案を集めた。

  今回はワークショップの進行役を務め、福島、富山、沖縄ほか地方の図書館など文化機関の整備に携わるアカデミック・リソース・ガイド代表で『未来の図書 館、はじめませんか?』などの著書がある岡本真さんと、東日本大震災の被災地で「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を立ち上げた鎌倉幸子さんが、本当 にいい図書館とは何なのかや、普段利用しない人も行きたくなる図書館について話す。質疑応答も。

 無料。希望者は住所、名前、連絡先をサスカッチにメール(ssqtch@ssqtch.jp)。

(ニュース和歌山2015年12月19日号掲載)