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 年金に関する質問に社会保険労務士が無料で応じる「街角の年金相談センター和歌山(オフィス)」が12月7日、和歌山市美園町の損保ジャパンビル1階にオープンした。

 日本年金機構の委託を受け、全国社会保険労務士会連合会が運営する同センター。2010年から全国に開設されている。

 77ヵ所目となる和歌山オフィスでは常時、2人の社労士が対応。公的年金の受給、年金見込額の試算、「ねんきん定期便」など年金加入記録に関する相談などに、電話ではなく対面で応じる。年金請求書、住所や受け取り金融機関の変更届なども受け付ける。

 開設後、最初の5日間で相談に訪れたのは20人。いずれも50歳以上で、年金がいくらもらえるのかの試算依頼が多かった。權藤誠オフィス長は「来年度以降は県内市町村に出向いての出張相談も実施する予定です」と話す。

 午前8時半~午後5時15分。土日祝、12月29日~1月3日は休み。同オフィス(073・424・5603)。

写真=年金の相談に対面で応じる
(ニュース和歌山2015年12月19日号掲載)