来年1月 紀陽コンサート

 

中嶋彰子写真15年9月_dc ソプラノ歌手の中嶋彰子(写真)を迎えた紀陽コンサートが来年1月29日(日)午後2時、和歌山市民会館小ホールで開かれる。

 中嶋は15歳でオーストラリアに渡り、シドニー大学・音楽院を卒業。1990年にシドニーとメルボルンの歌劇場でデビュー後、99年、ウィーン・フォルクス・オーパーの専属歌手になった。これまでスイス、ドイツ、イタリア、オランダ、デンマークなど各国の劇場や音楽祭に出演し、日本を代表する歌手として注目を集め、昨年はプロデュースと出演を果たした舞台『夢幻能』の海外公演を行い、高評価を得た。来年は国内4ヵ所で上演する『蝶々夫人』の主役を演じる。

 ピアノの青木ゆりは桐朋学園大学研究科を修了後、2015年にローマ・サンタチェチーリア音楽院に短期留学した。現在は中嶋が主宰するオペラアカデミー「農楽塾」ピアニストを務める。

 演奏曲はグリーク『夢』、ドヴォルザーク『我が母の教えたまいし歌』、プッチーニ歌劇『蝶々夫人』より『ある晴れた日』ほか。

 1000円。希望者はハガキに①紀陽コンサート希望②郵便番号③住所④氏名(ふりがな)⑤電話番号⑥枚数(2枚まで)を書き、〒640・8033和歌山市本町1─35、紀陽文化財団「紀陽コンサート」係へ。12月5日必着で、応募多数の場合抽選。同財団(073・426・7133)。

(2016年11月12日号掲載)