イベント中止相次ぐ

 新型コロナウイルス禍で2度目の花見シーズンを迎えた。感染拡大を防ごうと宴会の禁止や祭りの中止が相次いだ昨年に続き、新たな波や変異株が懸念される今年も、多くの桜スポットで催しを断念する動きが目立つ。

 和歌山市紀三井寺の紀三井寺は開花時期に開いていた各種イベントを中止に。海南市阪井の亀池公園はライトアップと4月4日のさくらまつりを取りやめた。同市産業振興課は「密になったり、大騒ぎしたりは控え、散策メーンで見てほしい」。紀の川市観光振興課も4月3日に予定していた百合山新四国花祭りを中止し、神事のみとする。

 和歌山城公園は、大人数、長時間の宴会やカラオケの自粛を呼びかける一方、屋台の営業とライトアップは行う。仮設トイレは例年より減らす。

 主なスポットの対応は表参照(3月23日現在)。

(ニュース和歌山/2021年3月27日更新)