安村帆夏さんと佐野愛日さん

 電子楽器の全国大会、ローランドフェスティバル決勝戦が2月19日、オンラインで開催され、電子ドラム小学生高学年の部で広瀬小6年の安村帆夏さん、低学年の部で楠見東小1年の佐野愛日(あいか)さんが、1位に当たる金賞に輝いた。

3連覇の安村さん(左)と初優勝の佐野さん

 安村さんは3年生だった2019年にこの大会で初優勝。新型コロナウイルスの影響で中止となった20年をはさんで、21年も日本一となっており、今回3連覇を飾った。

 大会ではメタルバンド、ドラゴンフォースの『スルー・ザ・ファイヤー・アンド・フレイムス』を演奏。足を使って音を出すバスドラムは通常1つだが、安村さんは、2つ並べて両足で踏むツインペダルを得意とする。「一時、うまくたたけずスランプだったけど、なわとびや筋トレで身体作りをして、なんとか抜け出しました」とにっこり。

 低学年の部を制した佐野さんは、4歳の時にロックバンド、レッド・ツェッペリンの曲を聴き、自ら希望してドラムを習い始めた。昨年は予選で敗退。悔しさから毎日1時間の練習を欠かさなかった。

 今回披露したのは女性歌手adoの『阿修羅ちゃん』。「この曲は少しずつ速くたたいていくのが楽しい」と持ち前のリズム感を生かし初優勝を勝ち取った。「将来の目標は世界一のドラマー。いつかバンドを組みたいな」と夢を描く。

 2人が通う音楽教室ヤスムラビクトロンの講師、前山貴彦さんは「2人ともリズム感やたたく力など、全ての技術が上がってきています。安村さんは日々の努力が実を結び、佐野さんは1年生で身体が小さいながら、全力で演奏している。成長が楽しみ」と期待を寄せている。

(ニュース和歌山/2022年3月19日更新)