7月23日CD発表ライブ

 津軽三味線を奏でるつむぎ人HIDEさん(写真左)とアコースティックギターのHOTEIさん(同右)のデュオ「つむぎ人NEO」が7月23日㊐に初CDを発表。午後2時から和歌山市新和歌浦の和歌浦芸術区でライブを開く。介護現場で働く2人は、「日々の生活や施設での仕事から『生きる』をテーマにした曲を作っています。津軽三味線とギターのからみ合いに触れて」と呼びかけている。

 津軽三味線と民謡を習っていたHIDEさん。東日本大震災後に、命にかかわる曲を書き始めた。バンドやソロで活動した後、しばらく中断したが、今年に入りHOTEIさんと意気投合し、4月につむぎ人NEOを結成した。

 CDは2曲で、HIDEさんのオリジナルにHOTEIさんが手を加えながら、細やかなニュアンスまで盛り込んだ。ブルースがベースの『津軽女子中学生』は三味線の勢いを感じてもらうため、ライブではオープニングの定番。『ひがんばな』は恋愛をテーマにしたバラードで、柔らかい音色が特徴だ。

 また、介護施設では、利用者が笑顔でいたいのに怒ってしまうことがよくある。その時、「『ありがとう』の代わりに、こういう行動をすると考えれば自分たちも気が楽になる」と話す。そんな日常の歌が10曲を超える。

 ライブは1500円、当日2000円。CDは1000円。申し込みは仲原さん(090・9056・9484)。

(ニュース和歌山/2023年7月15日更新)