和歌山市 がおりんさん 『ご当地VTuber図鑑』に登場
3Dキャラクターが動画投稿や生配信する「Vチューバー(バーチャルユーチューバー)」。和歌山市在住で自称〝和歌山城のバーチャル殿様〟のがおりんさんが、1月1日発売の書籍「ご当地VTuber図鑑」に登場した。
「紀州徳川家のお膝元で、観光地やおいしいものがたくさんある和歌山市を多くの人に知ってほしい」と、2023年6月からSNSで情報を発信。和歌山城の別名、虎伏城を彷彿とさせる虎をイメージした衣装と耳が特徴のキャラクターだ。
7月からVチューバーとして、仮想空間で建築や冒険を楽しむゲームソフト「マインクラフト」に和歌山城を再現する動画を投稿するほか、視聴者から質問を募る生配信で、市内のおすすめスポットやグルメを紹介している。また、昨年8月にはグランフロント大阪で開催された、全国各地の城郭、城跡、歴史上の人物紹介や、専門家によるフォーラムなどのイベント「大阪・お城フェス」の和歌山城ブースに参加。訪れたファンとモニター越しにコミュニケーションをとった。
「目標は和歌山市初の『バーチャル観光発信人』になること。いつかお城にパネルを置いてもらったり、イルミネーションイベントに呼んでもらいたい」とほほ笑む。
書籍は、同名ウェブサイトから選りすぐった118人を一冊にまとめた。がおりんさんは県代表としてラーメンや方言を特集しており、「ネット以外でも和歌山を宣伝できるようになって感慨深い」と喜んでいる。
B5版、118㌻。1500円。メロンブックスHPで販売中。
(ニュース和歌山/2025年1月18日更新)