日本一の特産 学んで体験
海南市孟子の北野上小学校で6月17日㊌、梅をテーマにした出前授業が行われ、5年生13人が県の特産品について学び、ジュースづくりに挑戦した。
はじめに県海草振興局の職員が、和歌山の梅の収穫量が全国の約6割を占め、日本一であることや、江戸時代にやせた土地に適した農作物として栽培が始まった歴史、酸っぱさの成分クエン酸には疲労回復や食中毒を防ぐ効果があると紹介。梅がバラ科に属し、桜やアーモンド、桃と仲間だと明かされると、あちこちから「意外!」と声が上がった。また、近年の異常気象によるひょう(雹)害や、梅の木を枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」についても伝えられ、児童たちは真剣に耳を傾けた。
実習では、用意された生と冷凍の青梅10㌔㌘を使ってジュースづくりに取り組んだ。まず、「なり口」と呼ばれるヘタを取り、果汁を出やすくするため一粒ずつ竹串で穴を開け、梅と砂糖が層になるよう、交互にびんに仕込んだ。「エキスが出始めたら毎日びんを動かして混ぜてくださいね」と説明されると、皆「楽しみ」「早くできたらいいな」とうれしそうに眺めていた。
昨年、他府県から転校してきた長山来夏さんは「和歌山の梅が日本一と知ってびっくりした」と驚きの表情。田伏望愛さんは「ジュースづくりが楽しかったので、お父さんとお母さんにお願いして家でもやってみたい」と声を弾ませた。小山惺也さんは「梅のことを家族やいとこに話して、もっと広めていきたい」と笑顔で語った。
(ニュース和歌山/2026年9月5日更新)

























