皆さんは将来、なりたい職業は決まっていますか? 決まっている子、いない子、まだ迷っている子…。いろいろかと思います。今回は子どもの夢についてのアンケート調査で人気の「警察官」と「洋菓子職人(パティシエ)」について知ってもらおうと、この2つの仕事で頑張っている2人に、選んだ理由ややりがいについて聞きました。

警察官:和歌山県警 林下和希さん

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 警察官について教えてもらったのは、和歌山県警の林下和希さん(27)。警察官になって9年目。今は和歌山城の近くにある岡山丁交番で働いています。

──警察官はどんな仕事ですか?

 「泥棒などの犯罪や交通事故を防ぐために地域をパトロールして回ったり、悪いことをした人を捕まえたりして、皆さんの安全を守る仕事です」

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──この仕事をしていてうれしい瞬間は。

 「困ったことがあって、110番してきた人たちの役に立つことができ、『ありがとう』の言葉をもらった時です」

──最後に、警察官を夢見る小学生に一言。

 「周りのみんなにやさしく、人への思いやりを忘れないこと。友達を大切にする気持ちを大事にしてくださいね」

洋菓子職人:ル・パティシエミキ 嶋本英里子さん

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 和歌山市中島のル・パティシエミキで働く嶋本英里子さん(32)。

──なぜパティシエに? 「ものづくりや人に喜んでもらうのが好きで、スイーツで笑顔を増やしたいと選びました。食卓でケーキを囲む風景を思い浮かべ作っています」

──どんなところにやりがいを感じますか?

 「誕生日ケーキやウエディングケーキを担当することも多いです。そんなお客様の『喜んでもらいたい』との気持ちを形にできるところです」

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──パティシエに必要なことは。

 「材料をどれだけ入れるのか計算するため、算数は大事ですね。あと、思いやりの気持ちが大切だと思います」

写真=絞り器で素早くデコレーション

(ニュース和歌山より。2017年2月22日更新)