和歌山大学附属小3年 ひなたさんの質問

ビーバーのしっぽは何であんな形をしているの?

 3年B組のみんなが、和歌山城公園動物園で観察をしました。ビーバーのしっぽは大きくて平ら、これを何に使うか話し合いました。「泳ぐ時に使うのかな?」

「水の抵抗が小さいかも」。ビーバーは泳ぐときにしっぽをどう動かすのか想像しました。

 ひなたさんは「野生のビーバーは土の山にしっぽを振り回して巣を作るかも」と考えました。土を固めるのに使えそう!という意見です。ビーバーのしっぽはうろこ状で毛が生えていません。野生では危険を感じた時などに、しっぽを水に打ちつけて、仲間に情報を伝えるそうです。

 ビーバーは夜行性で、動物園では夕方に餌を与えます。その時間なら、しっぽの使い方が見られるかもしれません。ぜひ観察してみてください。

写真=和歌山城公園動物園のアメリカビーバー(2012年4月8日撮影)

(ニュース和歌山/2019年11月13日更新)