まなぶ 台風の雨で、道が川みたいになってたよ。僕たちの家まで水は来ない?

お父さん これまでそんな話は聞いたことないが、大雨が降る回数が多くなっているからな。和歌山県が作り直した「洪水浸水想定区域図」を見てみよう。


まなぶ 何が変わったの?

お父さん 今までは30年や100年に一度の大雨が降った時、どの場所が危なくなるのかを地図にまとめていたんだけど、新しい図は1000年に一度の大雨で考えているんだ。和歌山市の和田川周辺では水に浸かる場所が6割増え、紀三井寺駅周辺が含まれたよ。亀の川は黒江駅周辺が深く浸かり、水が引くまで最大3日かかるらしい。

まなぶ 怖いよ…。

お父さん 最悪の場合に備えて、避難場所を考えよう。

写真=以前の想定図(左)と新しい想定図(右)

(ニュース和歌山/2020年9月12日更新)