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 6月は環境月間です。日常的なエコに関する取り組みをしているか尋ねたところ、9割近くが「はい」と回答。エコ意識は予想以上に浸透しているようです。

 多かったのは「こまめに電源オフ」(66歳女性)、「風呂の残り湯で洗濯」(31歳女性)と簡単にできるもの。「運動して体力をつけ、冷暖房はつけない」と健康志向の68歳女性や、「簡単なアイロンはご飯を炊いた鍋底でかける」(43歳女性)、「使わない電源はブレーカーから切る」(45歳女性)といった猛者もいました。

 自動車は「急発進、スピード出し過ぎ、無理な追い越しをしない」(56歳男性)、限られた資源の有効活用では「牛乳パックを魚や肉のまな板代わりに」(56歳女性)とまな板を洗う手間を省き、エコにも貢献です。

 このほか、「プラスチックゴミを洗剤で洗えば排水が増え、水道も使う。どれが本当にエコなのか」(49歳女性)と戸惑う声もありました。

 NPOわかやま環境ネットワーク、臼井達也事務局長…節電に関する取り組みが多いですね。スイッチオフや温度調整はもはや定番。おすすめは年間電力量が最も多い冷蔵庫で、中身を整理して開閉時間を短く、10年前のものなら買い替えを。電気代が3~5割抑えられると思います。

(ニュース和歌山2015年6月10日号掲載)