読者にアンケートをとり、和歌山人の興味・関心を読み解くこのコーナー。今回のテーマは「自宅でペットを飼っている?」です。結果は「飼っている」が198票、「飼っていない」が390票と2倍近い差がありました。

 飼っていない理由として「マンション住まいなので」が多かったですが、「一戸建てを建てたら飼いたい」(30代女性)、「旅行に行きたいから、お世話できないと断念している」(60代女性)と、飼いたいけれど飼えない人も多いようです。

 また、「以前いたが、亡くなった」との人も多数いました。「ミニチュアダックスフンドを20年。一緒に泣いて笑える家族でした」「昔飼っていたコーギーの写真と、今も過ごしています」(共に60代女性)と、旅立った小さな家族への愛が詰まった声が届きました。

 自宅でペットを飼っている人には、ペットとのエピソードも聞きました。

 「うちの豆柴は私が寝そべってテレビを見ていると横に来て、背中合わせになって寝ています」(70代男性)、「夜寝る時、猫のココちゃんは私の脇の下をフミフミとマッサージしてくれます」(60代女性)と、ほっこりするような話がたくさんありました。

 中には犬や猫以外のペットとの交流も。「池の金魚は時々、声を掛けながらエサをやると飛びついてきてうれしくなります」(40代男性)、「家の中にリクガメがいます。歩いていると後ろをついてきて、小さい子どもみたい」(50代女性)と、様々な生き物と一緒に暮らしています。

 ちなみに、「何も飼っていませんが、動物の動画は毎日見ています。特に猫の姿に癒やされますね」(60代女性)とのコメントも寄せられました。かわいらしい動物たちの映像で気分転換している人も多いのではないでしょうか。

和歌山市寄合町のレオ動物病院、茂野信也院長

 ここ数年のコロナ禍で、人気の小型犬や猫だけでなく、ハムスターやフェレットなど、マンションや一人住まいでも育てやすい小動物を飼う人が増えました。しかし、動物は体が小さいほど弱い生き物です。普段より体が動かしづらそうだったり、鳴き声に元気がなかったりと、小さな変化を見逃さず、最後まで命に責任を持って飼いましょう。

(ニュース和歌山/2022年5月14日更新)