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 恒例のシャンソンイベント「わかやまパリ祭」が6月6日(土)午後5時、和歌山市民会館小ホールで開かれる。プロ歌手によるステージと昨年好評だったシャンソンミュージカルの2部構成。実行委員長の清水香予子さんは「ミュージカルには一般公募の方も含め、約40人が出演と輪が広がってきました。年1回のおまつり、シャンソンの楽しさを知ってほしい」と話す。

 1部は実行委オリジナルの脚本によるミュージカルバラエティ「歌は世につれ 紀州路往来」。平成の世に現れた和歌山ゆかりの歴史上の人物が、和歌山市のとあるバーを次々と訪れる。熊野詣での途中で寄った団体客、衣通姫(そとおりひめ)、小野小町、紀伊国屋文左衛門…。マスターと語り、笑い、踊り、そして歌う。出演は6歳から80代までと幅広く、「一般公募の出演者は2ヵ月間、毎週レッスンに励んでいます。そんな人たちがどのように舞台で輝くか見てほしい」と清水さん。

 2部はプロによる歌をたっぷりと。同市のサロン・ドゥ・シャンソン清水を主宰する清水さん、鳥取県在住でシャンソン歌手ならぬ〝山村歌手〟を自称する柳井沙羅さんらが『パリパナム』『愛の讃歌』『千の風になって』などを披露する。

 3000円、当日3500円。同館、音楽文化堂で取り扱い。サロン・ドゥ・シャンソン清水(073・451・3288)。➡抽選でペア2組を招待。5月27日必着。応募方法は、ニュース和歌山本紙5月23日号でご確認下さい。

写真=本番に向け練習を重ねる

(ニュース和歌山2015年5月23日号掲載)