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 紀陽コンサートが9月6日(日)午後3時から、和歌山県民文化会館大ホールで開かれる。指揮に飯森範親(写真 この記事上)、ヴァイオリンに神尾真由子(同 この記事上下)を迎え、壮大なクラシックを届ける。オーケストラは日本センチュリー交響楽団が務める。紀陽銀行創立120周年、紀陽文化財団創立20周年記念。

 飯森は桐朋学園大学卒業後、ベルリンなどで研さんを積んだ。世界的なオーケストラと客演を重ね、2001年、ドイツ・ヴュルテンベルク・フィルの音楽総監督に着任し、ベートーヴェンの交響曲全集を録音した。現在は、日本センチュリー交響楽団首席指揮者などを務めるほか国内外で活躍している。

 ヴァイオリンの神尾は、07年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、ニューヨークタイムズ紙で絶賛を受けた。これまでワルシャワ国立フィルなどと共演したほか、世界各地の音楽祭に出演、リサイタルも数多くこなしている。

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 当日は、大栗裕『大阪俗謡による幻想曲』やブラームス『ヴァイオリン協奏曲ニ長調』、『交響曲第1番ハ短調』を聴かせる。

 1000円。希望者はハガキに①紀陽コンサート希望②郵便番号・住所③氏名(ふりがな)④生年月日⑤電話番号⑥9月6日⑦希望枚数(2枚まで)を記入し、〒640・8033和歌山市本町1—35、紀陽文化財団「紀陽コンサート係」へ送る。6月24日必着。同財団(073・426・7133)。

(ニュース和歌山2015年6月6日号掲載)