新型コロナウイルス対策で身も心も疲れていませんか? 和歌山人の興味・関心を読み解く「よもやまリサーチリターンズ」。今回は読者の皆さんに「聴くと元気の出る曲は?」を尋ねました。(応募総数368票)  
 

 上位にランクインした曲は、耳なじみのある曲が多いですね。1位は30代から70代まで幅広い世代から支持を集めたZARD『負けないで』でした。「自然と力がわいてくる」「コトバの力がある」(どちらも60代女性)、「背中を温かく、そっと押してくれる」(40代女性)、「昔、夜遅くまで実験している時によく聞いた」(60代男性)などの感想が寄せられました。

 スポーツ関連の曲に票が集まりました。オリンピック中継で流れた2位のゆず『栄光の架橋』は「選手の活躍を思い出し、元気をもらえる」「息子が陸上を頑張っていたころよく聞いた。思い出すと気持ちが上がる」(いずれも60代女性)、4人が投票した嵐『カイト』は「いやされて、72歳で嵐のファンに」(70代女性)。『負けないで』ほか、水前寺清子『三百六十五歩のマーチ』、YOASOBI『群青』など高校野球入場行進曲、阪神タイガースの応援に使われる『六甲おろし』も人気です。  

 和歌山関連の曲も負けていません。『和歌山県民歌』は「厳かなメロディーに気持ちが引き締まります」(60代女性)と3票。曲は分かれたものの、県内で活動するウインズ平阪に4票が入りました。「『全力投球』は自分なりに頑張れば良いと思わせてくれる」(50代女性)、「『たとえ今…』は頑張って結果が出なくてもいいんだとエールをくれる」(60代男性)と心に響くようです。  

 面白い理由が添えられた曲も。『くるみ割り人形 トレパック』を選んだ50代女性は「聴くと家事がはかどる。嫌いな掃除もやる気が出る!」。梓みちよ『二人でお酒を』に投票した40代女性は「昭和歌謡にハマっている小学生の息子がムーディーに歌う姿に思わず笑ってしまいます」とほっこりさせてくれます。  

 元気の出る曲は千差万別ですね。

 

ウインズ平阪の平阪佳久さん

 

 ランクインしたほとんどがメジャーな方々の曲。その中で4曲に票をいただきました。ふるさと和歌山を離れず、活動していこうと選択したことが間違っていなかったとうれしく思います。私自身の元気が出る曲は、4位に入っていた『愛は勝つ』。努力を続けていればだれかが見てくれていて、最後に愛が勝つと思うと、力がわいてきます!

 

 

 

(ニュース和歌山/2022年2月12日更新)