ミニカーやぬいぐるみ修理

 壊れたおもちゃを原則無料で直すおもちゃ病院が2月11日(日)、ぶらくり丁のみんなの学校で開かれる。毎月第2日曜開催の「ポポロハスマーケット」に合わせ、1月から実施。〝おもちゃドクター〟の小林修治さんは「より多くの人に来てほしいとの思いから商店街のイベントの日に行います。気軽に受診してほしい」と話す。

 おもちゃ病院は県内に和歌山市と橋本市の2院ある。その場で直すほか、手間がかかる場合は〝入院〟で対応。ゲーム機や、浮き輪のような人命にかかわるものは不可だが、電動ミニカーやぬいぐるみと幅広く対応する。

 和歌山市は昨年7月、小林さんが仲間とともに同市社会福祉協議会ボランティアセンターで始めた。毎月20~30人が来院し、ドクターの間からさらに活動の幅を広げようとの声が上がり、町中で開催することにした。小林さんは「子どもからお年寄りまで幅広い世代が持ち込む。おもちゃを通した人とのつながりが刺激になり、やる気は増すばかり」と力が入る。

 修理無料、部品代実費。午前11時半~午後3時半。予約不要。3月以降も第2日曜に実施。小林さん(073・436・3576)。

写真=おもちゃを診察する小林さん(左)

(ニュース和歌山/2018年1月27日更新)