毎年8月に開かれるふるさと海南まつりの高校生実行委スプレッドが、お笑いコンビのわんだーらんどを講師にした漫才教室を7月10日(火)から、海南市船尾の海南スポーツセンターで開く。小中高生対象で、受講生から3組がまつりで漫才を披露する。海南高校3年の柿本桜花(おうか)副代表は「漫才のおもしろさを発見し、舞台に立つ楽しさを味わってほしい」と笑顔を見せる。

 同まつりのステージ企画に、軽音楽やダンスで出演した高校生らで昨年結成したスプレッド。生徒13人が出演だけでなく、司会や裏方とステージの運営を担い、まつりを盛り上げる。

小中高生対象 3組が海南まつりで披露

 漫才教室は、音楽や踊り以外のジャンルでも舞台に立つ機会をと企画した。全3回で、台本を基にボケとツッコミの仕方や立ち方などを学ぶ。参加者でコンビを組み、最終回のオーディションで選ばれた3組が8月13日(月)のまつりに出演する。わんだーらんどの谷坂俊輔さんは「人を笑わせる気持ち良さを知り、漫才に限らず、色んなことを発信していくきっかけになれば」と願う。

 7月10日、24日、8月7日の火曜、午後7時。無料。定員15組で1人参加可。実行委(073・483・8460)。

 また、実行委メンバーも募集中。りら創造芸術高校2年の中村巴菜(はな)さんは「他校の子と一緒に舞台をつくり上げる達成感がやりがい」と呼びかけている。

(ニュース和歌山/2018年6月13日更新)