地域の伝統にふれてもらおうと7月7日㊋、紀の川市の粉河小学校で紀州三大祭の一つ、粉河祭を学ぶ授業が行われ、4年生34人が参加した。

 まず、祭の継承に力を入れる種苗店経営、小畑雅行さんが、自作の教材で祭の始まりやだんじりについて説明。粉河祭が粉河産土神社の祭礼であることや、2年に1度の渡御式が今年行われ、終着点が同小学校すぐ隣にある御旅所だと話すと「初めて聞いた」「めっちゃ近い!」と驚きの声が上がった。また、山車の上部に取り付ける髭籠や提灯の絵柄がもつ意味なども分かりやすく伝えた。

 次に児童たちは、体育館で「粉河車楽ラブ」のメンバーから太鼓の手ほどきを受けた。しっかりとバチを握って、「とん」で真ん中、「ま」「か」でフチを叩く手順を教わり、だんじりが動き始める時の「本打ち」に挑戦した。

 太鼓体験は昨年に続き二度目という中谷壮志さんは「少し上手になったと思う。いつかクラブに入って叩いてみたい」。木浦菜央さんは「音が響いて気持ちよく、楽しかった。賑やかな祭が大好き」と笑顔を見せた。

 小畑さんは「祭当日のことは知っていても、歴史や意義を学ぶ機会は少ない。正しい知識を身につけて、将来県外へ出た時に、堂々とふるさとの祭を自慢できるようになってほしい」と期待を込める。

 今年の粉河祭は7月25日㊏が宵祭、26日㊐が本祭、渡御式。粉河とんまか通り周辺。詳細は紀の川市HP

(ニュース和歌山/2026年7月18日更新)