楠見西小4年 循環型社会学ぶ
和歌山市市小路の楠見西小学校で5月28日㊍、同市市民環境局職員による出前授業が行われた。4年生19人が参加し、循環型社会の基本となる3R(リデュース、リユース、リサイクル)やゴミ減量、水環境保全について学んだ。
同市の年間ゴミ排出量が約11万㌧=ジェット機730機分と聞いた児童たちは、「全国じゃなくて市だけで?」と信じられない様子。次いで、一人一日あたりのゴミの量が全国平均より多く、反対にリサイクル率が低いと知ると、次第に真剣な面持ちになった。また、気をつけてほしいものとして、衝撃や圧縮で発火のおそれのあるモバイルバッテリーが示され、他県でごみ処理施設が火災した事例から「一般ゴミで捨てないで」と注意が促された。
続く屋外で行われた授業では、ゴミ収集の2㌧パッカー車と軽四車が校庭に登場。児童たちは〝働くクルマ〟に目を輝かせながら、ボタン操作や安全機能の説明を受け、ゴミの積み込みを体験した。回転板にペットボトルをはさむ実験では、勢いよく噴き出す水しぶきに「すごい!」と歓声が上がる一方、作業員から「これが汚れた液体や薬品だったら、とても危険です」と教わると、皆が深く頷いた。最後に、ゴミを出す前の水抜き、水切りの必要性や、先の尖った物は新聞紙などに包む、食べ残しをなくすことなどが伝えられた。
八木子美音さんは「家族がモバイルバッテリーを間違って捨てようとしたら止めたい」。吉岡諒陽さんは「作業員の人の安全のために、水をきちんと抜いてからゴミに出す」と振り返った。ほかに「物を大切に長く使う」などの意見も出て、児童らは環境を守る意識を新たにしていた。
(ニュース和歌山/2026年7月4日更新)



























