文化領域における日韓相互理解と国際交流を目的に7月10日㊎、和歌山市砂山南の和歌山商業高校で韓国の伝統武道「テコンドー」の体験授業が行われ、2年生37人が汗を流した。

 指導は、兵庫県在住でテコンドーの普及に務めるイ・グァンホ海外政府派遣師範。最初に弟子による板割りの演武が披露され、空中を回転しながら板を打ち砕く華麗な足技に、体育館は歓声とどよめきに包まれた。

イ師範(右)に蹴り技を教わる生徒

 続いて生徒たちはイ師範から、構えのポーズや、足を高く上げた後にかかとで蹴り下ろす技などを教わった。思うように足が伸びず「難しい」と息を切らす生徒もいたが、皆夢中になって取り組んだ。最後は、生徒代表が板割りに挑み、かけ声とともに見事に割れると大きな拍手が起こった。

 己斐田要さんは「蹴り技に興味が湧き、もっと韓国の武術について知りたいと思った」、沖殿舞羽さんは「膝や足首をしっかり伸ばすことを意識して体を動かした。武道自体が初めてで面白かった」と振り返った。

 体験授業は奈良韓国教育院と県、同校が協働して開催。イ師範は「生徒たちの積極的な姿勢や笑顔、特に女子生徒の熱心さに感動した。スポーツを通じて楽しく交流ができた」と語り、今後のさらなるつながりに期待を寄せた。

(ニュース和歌山/2026年8月15日更新)