西山浄土宗紀北青年僧の会は8月15日㊏、和歌山市福島の市民スポーツ広場で「紀ノ川お盆の送り火 お焚き上げ」を開催する。長年続いたお供え物の受け付けを見直し、環境に配慮した体制に移行。同会会長の下田隆宏さんは「食べ物を無駄にせず、ご先祖様を見送りませんか」と話している。
同行事は約40年前、お盆のお供え物が紀の川に流れ着くのを問題視した僧侶らが始めたゴミ拾いが原点。その後、持参されたお供え物を預かり、焚き上げる日を設けたところ、数千人が訪れる地域の催しとして定着した。しかし、食べ物など焼却できないものは廃棄するしかなく、「燃えないゴミ」は例年約2.5㌧に上るなど課題も大きかった。
そこで今年、環境保護を視野に、行事名と内容を一新。預かるお供え物はおがらやお札、お守り、初盆のやぐらなど燃えるもののみとし、送り火として焚き上げて供養する。一方、焼却できない食べ物や飲み物などは、「お下がりをいただくことも供養」という考えから、預かりを辞退する。
受け付けは午後1時〜8時。法要は4時から。塔婆供養(1霊1000円)、灯ろう供養(1基2000円)も行う。下田さんは「お供え物が無くても参拝できます。お盆の締めくくりに、ぜひお越しください」と呼びかけている。荒天中止。下田さん(080・6109・2524)。
(ニュース和歌山/2026年8月1日更新)



























