日赤和歌山医療センターは8月25日㊋、医療啓発冊子『日赤和歌山医療センターの病気のことがよくわかる本』を出版した。

 病気に関する情報があふれる中、「基本的な医学知識を身につけてもらいたい」と企画。約4年かけて完成させた。

  「受診時の参考に」と山下院長

 全60テーマで構成し、専門医が顔写真入りで登場。高度医療を取り上げた前半は救急医療やハイブリッド手術室、ロボット支援手術、がん診療を特集。後半の病気別Q&Aでは「糖尿病と内分泌」「加齢黄斑変性」「変形性関節症」など、症状や治療法を分かりやすく解説している。

 特徴は、各ページに診療科のウェブサイトへつながるQRコードを添えた点。冊子を「入口」、随時更新できるウェブサイトを「本筋」と位置づけ、いつでも詳細な情報や新しい話題を入手できる仕組みを整えた。図や写真が豊富で読みやすく、同センター職員が描いた表紙イラストも親しみを感じさせる。

 山下幸孝同センター院長は「あなたの健康は、あなたにしか守れません。正しい知識を身につけるため、この本を役立ててください」と呼びかけている。

 A4判、134㌻。1650円。県内主要書店で販売。同センター(073・422・4171)。

(ニュース和歌山/2026年10月17日更新)