いよいよ暑い季節ですね。今回は、「和歌山の川」のお話です。

 地域おこし協力隊として移住したのが5年前。紀美野町を選んだ理由の一つに、豊かな自然があります。四半世紀にわたり住んだ千葉は全国で唯一、500㍍以上の山がない「山無し県」でした。そのため、魅力あるきれいな川が少ないように感じます。移住当初、山や川が身近にある和歌山の豊かな自然や生活環境にちょっとした感動を覚えました。特に「川」のきれいさに。紀の川、熊野川、日置川、古座川…、まさに和歌山は木の国であり、「水の国」です。この川が素晴らしい“気”を生んでいると思うのです。

 私のお気に入りの一つが、和歌山市から岩出市にかけての紀の川沿いの堤防道路。川に沿って車で走るそう快感は海沿いと一味違い、まさに和歌山テイストの真骨頂です。

 前置きが長くなりました。協力隊を卒隊した2020年春、地域の仲間5人と、紀美野の自然を生かした体験プログラムを提供する「まちづくり応援団team2020」を結成しました。昨夏に始めたのが、川歩きのプログラム、通称「リバトレ(リバートレッキング)」です。貴志川をひたすら歩き、プカプカ浮かんでは流され、飛び込みあり、生き物観察あり…、とにかく川を遊び倒します。

 地元ではかつて、夏場には子どもたちは皆“河童”だったとか。そんな貴志川の魅力再生&活用をやらないわけにはいきません(笑)。

 昨年はコロナ禍の中、予想をはるかに超え、5日間で100人以上の参加者が集い、小学生未満の子どもから大人まで楽しんでもらいました。そんなリバトレ、今夏もいよいよ帰ってきます! 今後も継続するため、7月からはクラウドファンディングにも挑戦しています。詳細は「team2020」HP。紀美野の川でお待ちしています。

和歌山大学・地域連携専門職員 増山雄大(第1週担当)

(ニュース和歌山/2022年7月2日更新)