きのくに信用金庫など全国33の信金による「よい仕事おこしフェア実行委員会」は11月12日、地域産業を盛り上げるため、和歌山県と包括連携協定を結んだ。

 同実行委は一昨年、信金のネットワークを活用し、地域産業と中小企業を支援しようと発足。ネットワークに参加する自治体や大学、企業などが地域の枠を超えて連携し、新商品の開発や販路拡大に取り組む。県内自治体では和歌山市が昨年10月に提携。都道府県が協定を結ぶのは和歌山県が初めて。

 今後、中小企業の支援や観光、企業誘致などの分野で協力する。実行委の川本恭治さんは「和歌山の産品や観光地を多くの人に知ってもらえれば」と話している。

(ニュース和歌山/2021年11月20日更新)