南海電鉄は加太名物の鯛をモチーフにした絵馬を乗客に配布し、地元の店に持参すると特典が受けられる「加太さかな線めでタイ絵馬」キャンペーンを1日に始めた。11月27日(日)まで。

 南海電鉄と加太観光協会、磯ノ浦観光協会が共同で沿線の魅力を発信する「加太さかな線プロジェクト」の一環。絵馬は昨年好評だったのを受け、デザインを4種類にし、協力店も増やした。大阪屋ひいなの湯や満幸商店、休暇村紀州加太など9店が参加する。20161012_nankai

 絵馬は加太駅で配布。利用後は願い事を書き、和歌山工業高校産業デザイン科の生徒が製作した掛所につるす。期間終了後は同電鉄が淡嶋神社に奉納する。

 期間中、「めでたい」にちなんだ新商品や加太特産のひじきを使ったスイーツが6店で登場。天然真鯛のちらし寿司セット、ひじきのパウンドケーキ、ピンク色のめでタイ餅などを提供する。南海テレフォンセンター(06・6643・1005)。

 関連イベント=「獲れたて!さかな料理教室」…10月22日と11月26日の土曜午後1時半、加太おさかな創庫。加太で水揚げした新鮮な魚を使い、地元漁師が三枚おろしや一夜干しを指導。2500円。希望者は3日前までに加太観光協会(073・459・0003)。

(ニュース和歌山2016年10月12日号)