10日(土)に開かれるクラフト×暮らふとビールフェス(7面に詳細=このページ………以下に記載)。各地の地ビールが生で味わえるとあり、8月の初開催には暑さも手伝い、多くの人がつめかけた。想定を大幅に超えたため、早々に売り切れたものも▼家族連れや女性向けのイベントが多い最近のぶらくり丁が、この日は男性陣の社交場にもなった。ビールコップを片手に、「おお、久しぶり」「もういい色になってるやん」と声が飛ぶ▼ビールフェスを手がけるのは建築士や学生らでつくる市民グループの「BLAP」。遊休不動産を活用してにぎわいを呼ぼうと、和歌山市が昨年開いたリノベーションスクールの2期生たちだ▼過去2回のスクール後、卒業生が空き店舗にレストランをつくり、1万人が集まる定期市「ポポロハスマーケット」を継続開催するなど、着実に芽は育っている▼来月には第3期のスクールが開かれる。「自分たちの住む街を、自分たちで面白く」。民間主導のまちづくり、どんな情熱とアイデアが集まるか。(宮端)

(ニュース和歌山2015年10月3日号掲載)

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ぶらくり丁でビールフェス

 クラフト×暮らふとビールフェス…10月10日(土)午後3時半〜9時半、ぶらくり丁。鳥取の大山Gビールや三重の伊勢角屋麦酒、兵庫の六甲ビールなど各地のクラフトビールを販売。酒造会社のスタッフが樽生サーバーで直接注ぐ。飲食ブースやクラフトマーケットも。チケット制で、6枚2200円、当日は1枚400円。詳細は同フェスHP。

(ニュース和歌山2015年10月3日号掲載)