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 光のショー、今年もまもなく〝開演〟──。貴志川の諸井橋上流、きしべの里(紀の川市貴志川町井ノ口)で恒例のホタル観賞会が6月1日(水)~12日(日)に開かれる。

 地元有志でつくる「貴志川ゲンジボタルを育てる会」が世話をしている飼育池での観賞会で、毎年、関西一円から1万人以上が訪れてにぎわっている。約1万匹の幼虫を小屋で育てた後、池に放しており、「放流できるまで大きく成長するのはごく一部。昨年は300匹ほどでしたが、今年は600~700匹と多めでしたので、期待しています」と田代範義会長。少ないものの、自生するヒメボタルも見られる。

 無料。午後8時~9時半(土日は10時)。ホタルの一生や光る仕組みなどを学ぶことができる「ほたるの館」もある。紀の川市商工観光課(0736・77・2511)。

写真=ゲンジボタルが見られる

(ニュース和歌山2016年5月28日号掲載)