南海和歌山市駅の改札が7月15日(土)、2階から1階に移る。南海電鉄と和歌山県、市が連携し進める駅活性化計画の一環。同社総務部の谷本賢也さんは「市駅は和歌山の玄関口。階段の昇降が不要になり利便性が向上します」と話す。

 2階に改札があったこれまでは、各ホームへ降りなければならなかったが、移設により2、3、4番線へは階段が不要に。5、6、7番線は、跨線橋(こせんきょう)を利用しホームへ渡る。移設に伴い南海電鉄とJRの改札口を分離する。

 ビル解体後、2019年秋に和歌山市民図書館が入居する公益施設棟、20年3月にホテル棟、商業棟、駐車場棟と駅舎全ての完成を目指す。

(ニュース和歌山/2017年7月15日更新)