和歌山県庁前に大看板

 2年後に和歌山県内で開かれる国民文化祭「紀の国わかやま文化祭」に向け、県は11月22日、開催までの日数を表示するカウントダウンボードを県庁前に設置した。

 横7・7㍍、縦5・7㍍の大看板は、「山青し、海青し、文化は輝く」をコンセプトに、勢いのある青海波柄と、和太鼓や茶道、かるた、俳句など23の文化活動を楽しむきいちゃんを描いた。

 仁坂吉伸知事は「和歌山は美術や茶道などで多くの文化人を輩出してきた一方で、カラオケルーム数1位といった新しい文化もある。それぞれの立場で地域の文化を発信し、盛り上げてほしい」と呼びかけた。

 国民文化祭は地域の文化資源の特色を生かした祭典で、全国規模での発表や交流の場を提供する。2021年10月~11月に開かれ、全国障害者芸術・文化祭が同時期、同年夏に全国高校総合文化祭もある。

(ニュース和歌山/2019年12月7日更新)