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 絵手紙で和歌山の盛り上げに一役買いませんか——。和歌山電鉄貴志川線で昨年、絵手紙電車を企画した岩出市の島本忠生さん、佳代子さん夫妻と、紀の川市で来月、「粉河とんまか雛通り」を初開催する実行委は、1月31日まで作品を募集している。

 「ヘタでいい、ヘタがいい」をモットーに岩出市や和歌山市で絵手紙の描き方を教える島本夫妻。人を笑顔にする絵手紙を電車内に飾ることで、貴志川線の利用客増につなげようと昨年、初めて実施した。たま駅長や貴志駅など地元にちなんだものを中心に1436作品が寄せられ、乗客の目を楽しませた。

 今年は3月~5月に電車内で展示。1人1点。作品は島本さん(〒649・6256岩出市金池35—1)へ。

 一方、粉河駅前から粉河寺までのとんまか通りで2月23日(月)~3月31日(火)に開かれる「粉河とんまか雛通り」。地元商店主や同駅前の山崎邸を管理する麦の郷などでつくる実行委が実施するもので、商店街の各店に雛人形を飾り、山崎邸で茶会や和服を着ての撮影会を行う。

 期間中、会場に飾る絵手紙を募集。テーマは「私とおひなさま」で、一般の部と小学生以下対象の子供の部がある。入賞者に賞状と副賞を贈る。1人1点。応募は観光物産センターこかわ(〒649・6531紀の川市粉河2046—1)。電話(0736・73・8500)。

写真=昨年走らせた電車で絵手紙を眺める島本夫妻(左)と乗客

(ニュース和歌山2015年1月24日号掲載)